殿内 恒 教授

文学部 所属


プロフィール

■ゼミ紹介■

  • 大学院ゼミ(真宗学演習T・U)
  • 4回生ゼミ(教義学演習UA・B)   
  • 1回生ゼミ(真宗学基礎演習TA・B)

    ■講義紹介■

  • 浄土教理史特殊研究A  
  • 真宗学の世界A   
  • 教義学講読B(A)   
    教授一覧へ戻る

    ≪プロフィール≫
    生年
    1966年
    出身地
    大阪府
    専門分野
    真宗学。中でも中国浄土教から浄土真宗に至る教理史の流れが研究領域の中心
    関連分野
    仏教学、仏教史学
    所属学会
    日本印度学仏教学会、日本仏教学会、日本宗教学会、真宗連合学会、龍谷大学真宗学会
    研究課題
    真宗教義の教理史的研究

    ゼミ紹介

    大学院ゼミ(真宗学演習T・U)
    講義テーマ(内容)
    『教行証文類』を読む−教理史的側面から−
    講義概要
    引文を通して『教行証文類』の教義的特色を鮮明にし、教理史的側面から真宗教義への理解を深めるとともに、各自の研究に向かう視点・方法の獲得を目指す。
    親鸞の主著『教行証文類』は、三経七祖の文をはじめとする多くの引文がその大部分を成している。従来、親鸞の自釈に重きを置いて読まれてきた『教行証文類』であるが、本演習では、それらの引文に見出される意義に焦点を当てながら『教行証文類』を読んでいく。
     三経七祖等の引文は、親鸞思想の背景としての意味を持つが、引用元での文脈におけるそれらの文の意義は、『教行証文類』に用いられた文脈上の意義とは必ずしも一致しない。それら個々の文脈上の意義を明らかにすることは、『教行証文類』に見出される教義的特色を鮮明にし、親鸞の示す真宗教義へのより深い理解をもたらすと考えられる。
     本演習では『教行証文類』を一文献として捉える中、教理史的側面から、その説示に見出される教義内容を研究する。具体的には、『教行証文類』に引かれた各文について、引用元での文脈と引文としての文脈とを対比することにより、それらの文に見出される意義を客観的に明らかにしつつ、『教行証文類』の本文を読み解いていく。そのことを通して、真宗教義のより深い理解と各自の研究に向かう新たな視点・方法の獲得を目指したい。
     なお本年度は前年度に引き続き、「行文類」大行釈の善導引文以下を読解していく。

    授業の計画・進め方
    基本的に、各週の担当者による発表に基づき、参加者全員による討議を行い、必要に応じて補足講義を行う。また適宜、論文作成に向けた各自の研究経過報告を求め、課題の共有と研究指導を行う。
    テキスト・参考文献
    テキスト
    テキスト 『浄土真宗聖典全書(一・三経七祖篇)』 (本願寺出版社) テキスト 『浄土真宗聖典全書(二・宗祖篇上)』 (本願寺出版社)
    参考文献
    テキスト 浄土真宗本願寺派宗学院(編) 『本典研鑽集記』 (永田文昌堂) テキスト 山辺習学・赤沼智善 『教行信証講義』 (法蔵館) テキスト 星野元豊 『講解 教行信証』 (法蔵館) テキスト 『浄土真宗聖典(註釈版)』 (本願寺出版社) その他、講義時に指示・紹介する。

    講義紹介

    浄土教理史特殊研究A
    講義テーマ(内容)
    憬興『無量寿経連義述文賛』の浄土教

    講義概要
    親鸞は『教行証文類』と『浄土三経往生文類』に、憬興『無量寿経連義述文賛』(以下『述文賛』)の文を引用している。憬興は、681年に新羅の国師(国老)になった高僧と伝えられ、『述文賛』において、浄影寺慧遠『無量寿経義疏』をはじめ、経・論・釈から多くの文を引きながら、『無量寿経』を詳細に釈する中に、独自の浄土教理を説き示している。
     本講義では、『述文賛』に示された浄土教理を検討するとともに、浄土教理史における憬興浄土教の意義を多角的に考察しようとするものである。具体的には、憬興の背景となる新羅浄土教、『述文賛』のテキストの問題、憬興によるゥ引文の位置付け、後世の日本仏教における受容、親鸞における『述文賛』の位置付け等、その浄土教をめぐる諸相について検討したい。

    授業の計画・進め方
    板書・配布資料等を用いた講義を中心に進める予定。まず参照可能な資料と新羅浄土教について確認した後、『述文賛』により憬興の浄土教理について検討、また親鸞撰述等に見られる後世の受容について検討していく。
    テキスト・参考文献
    テキスト
    テキスト 『浄土真宗聖典全書(二・宗祖篇上)』 (本願寺出版社)
    『述文賛』については、下記の2点を用いる。
    『大正新脩大蔵経』37(大蔵出版)所収の翻刻本
    浄空法師編『無量寿経註釈叢書』1(日本岡山浄宗学会)所収の影印本

    参考文献
    テキスト 渡辺顕正 『新羅・憬興師述文賛の研究』 (永田文昌堂)
    テキスト 韓普光 『新羅浄土思想の研究』 (東方出版)
    テキスト 章輝玉(他) 『浄土仏教の思想6 新羅の浄土教(他)』 (講談社)
    その他、講義時に紹介する。

  • (2019年度 龍谷大学文学部・大学院文学研究科 講義計画 より作成)


    教授一覧へ戻る
    トップページへ戻る